NHK大河『軍師官兵衛』の黒田官兵衛が一時期城主だったこともあり、観光地としての知名度も高い城です。

城が真っ白なのは、白漆喰総塗籠造という燃えやすい木材等を漆喰で塗り固める工法によって、壁・屋根(瓦の間まで)・天守が仕上げられているからです。

しばらくたつと漆喰は浸食され黒ずんでいくので、真っ白な状態は貴重なのです。

天守まで登ると、姫路の街を見渡せます。

修理後のお披露目から１年が経っていましたので、一時期の混雑の様子からすると平日だったこともあると思いますが、ゆっくりと見れました。

また天守には、遊び心が隠された場所があります。

これがその写真。

わかりますでしょうか？星形に見える部分。

これは、埋木と呼ばれる木の節跡等を隠すために木片を埋め込んだものです。

星形である必要は全くないので、当時の大工さんの遊び心ではないかともいわれています。

（他にも瓢箪などもあるようです。星の斜め下のが瓢箪？）

皆さまもぜひ”白い”白鷺城のうちに訪れてみてはいかがでしょうか。