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社長BLOG

2011.03.16

写真を撮るための登山が

無印良品鈴鹿店近くの菰野町という町にある

湯ノ山温泉から

裏道登山道を通り

御在所岳に登山してきました。

みんな仕事も忙しく

時間も限られていることもあり

行くと決めたら行くのです。

予定では

一眼レフのカメラ(かなりの高重量)をリュックに入れ

時々休憩しては写真を撮る。

残雪に澄んだ雪解け水。

「冷たい~!!」なんてはしゃいだりして。

朝早ければ一部樹氷も残り

伊勢湾をバックに

青い空

芽吹き始めた淡い緑の木々。

さわやかな汗をかき

笑顔で親交も深まる。

予定でした。

【ここまでの写真は撮る予定だったものです】

山小屋の前で1枚。

山小屋が閉まっていようが、この時点では余裕綽々。

思い出が増えると、笑顔で手を広げてる人も。

この笑顔は数十分後には苦痛に歪み続けることになるのだが

この時点で彼は知らない。

この後は猛吹雪。

カメラなんて出せず。

写真を撮る余裕なんてゼロ。

視界は数メートル。

雪で埋まってゆく目印を必死で探し、

滑る急斜面にアイゼンの歯のかかる踏みしろを探し、

時々太ももまで雪に埋もれ、

休憩を挟んで5時間以上。

山を這いずり回って撮れた写真が

これだけ。

あての外れた登山でした。