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家づくりQ&A

2019.12.19

【CSハウス】 安い建材で建てた場合に将来発生する、多額のコスト。

ライフピースの提供する税別1,700万円の高性能住宅「CaseStudyハウス」

 

性能の低い住宅を取得した場合の、将来想定されるリスクについてご説明します。性能の低い住宅とは、

 

1) 構造体の耐久性が劣る住宅

2) 長期の断熱性能が劣る住宅

3) 耐震性能が劣る住宅

 

の3点に主に集約されますが、今回は、1) 構造体の耐久性が劣る住宅 についてご説明します。

 

 

 

 

構造体の耐久性が劣る住宅について

 

ローコストの住宅が実現できる理由の一つは、建材が安いこと。しかし安い建材は、短期間で劣化します。

屋根工事

例えば、安い屋根材であるスレート瓦の場合、耐用年数は20年程。だからその頃に葺き替えを要します。また直ぐに色があせるので、築10年程で塗装をした方がいいでしょう。

 

屋根の葺き替えや塗装の工事では足場の設置が必要です。これらを総合すれば、屋根の葺き替え工事で軽く100万円は超えてきます。

 

 

外壁工事

外壁の場合ですと、例えば広く普及している窯業系サイディングであれば、10年以内に目地部のシーリング材(ゴム状の目地)が劣化します。放っておけば内部の木材が腐朽する恐れがあります。(足場設置費用別で、シーリング工事代の目安は35万円前後です)

 

塗装が劣化すると防水性能が落ち、ボードの寿命が一気に落ちる原因となります。塗り替え工事も将来必要となります。また20年、30年も経てば、サイディングの一部がひび割れることもあります。

 

外壁を前面張り替える場合の工事代金は、200万円以上は発生します。もしこれを放っておけば、雨水が壁の中に浸透して木材が腐り、耐震性が落ちる原因となります。

雨風にさらされる屋根と外壁を安く抑えると、将来このようなリスクが発生するため、超寿命の建材を選んだ方が、長い目で見れば結果的に安くつくことになります。

 

 

税別1,700万円で建てる高性能住宅。当社の考えや具体的な取り組みをまとめていますので、ご覧下さいますと幸いです。(CASESTUDYハウスから、紹介記事のラインナップをご覧いただけます。)