2013.04.06
やっぱりかっこ良くないと！
こんにちは、ライフピースです。
最近デザインについて社内で話をする機会があったので、そのときに思ったことを書かせてもらいます。
この業界(住宅・不動産)は、
家を作るとき、売るときに、
○○のＸＸが付いてます！□□は～レベル(グレード)です！３ＬＤＫ！
みたいなうたい文句をよく使っています。
分かりやすいのかもしれませんが、それは本当に魅力になっているのでしょうか？
服を買うときに、着れる事はまず当たり前の大前提としてあって、
その上で好みの形・色・素材を選んでいませんか？
(あとは予算。私はよく予算オーバーして、後で苦しい思いをするタイプです。笑)
極端に言うようですが、
住宅に置き換えた時、最初にあげたフレーズは、
“そこ”の部分の気がして、
「この家、住めます！」みたいな宣言に思えてしまうのです。
当たり前でしょ？と。
人それぞれに当たり前の範囲は異なったとしても、
その上で、だからこそ「やっぱりかっこよくないと！」と思っています。
そこが魅力になるのではないでしょうか？
(もちろん形はいいけど、着られないではダメ。痩せたら着れるかもはその度合いによって。)
やっぱり、気に入るものは気に入るだけの理由(感覚も含めて)があって、
勿論そのもの自体の性能(大前提の部分)が裏付けられている事は大切です。
鶏が先か卵が先かみたいな話なのかもしれませんが、
当たり前だからこそ、重要な感覚ではないかと改めて思いました。
そして、生活の大部分をそこで過ごす住宅だからこそ、
完璧ではないかもしれないけれど、愛してもらえるものづくりをすることが、
建物にとっても私たちにとっても、そして何より住まわれる人にとって良い事だと思っています。
なんだかんだ一方的に語りましたが、
ライフピースで話をしてみたいと思われましたら、気軽にご連絡ください。
コーヒーでも飲みながら、いろいろな話をしませんか。
それではまた。
