2018.01.01
LIXILのSW工法の断熱と気密の性能について。
断熱性能は、外皮平均熱貫流率(UA値)という指標で評価します。
(従来のQ値と考え方はほぼ同じです)
数字が小さいほど、断熱性能が高くなります。
SW工法のUA値は、グレードにより3段階用意されており、それぞれのUA値は、
ベーシックプラン : 0.56
ハイグレードプラン : 0.46
プレミアムプラン : 0.28
となっています。
それでは国の推奨する数値と比較してみると、
(1)
2020年に義務化される省エネ基準は0.87であるため、全てのプランで余裕でクリアしています。
(2)
ZEHの判断基準で示される断熱性能は0.6であるため、こちらも、全てのプランでクリアしています。
(3)
更に高性能の断熱化住宅の普及を促進する、HEAT20で示されるグレードに対してはハイグレードプラン、若しくはプレミアムプランでクリアできます。
このレベルくらいになれば、どの工法に対しても見劣りしないでしょう。
そして、断熱を語るにあたり大切なことは、壁の中の結露対策。
せっかく高断熱で建てたとしても、結露が原因で新築直後から、断熱性能が急落している建物は多いです。
断熱材の経年劣化を無視すると、とんでもないことになりますので、ご注意ください。
詳しくは、こちらをご覧下さい。